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日本の絵本
三方一両損
お奉行、大岡越前の名裁き
いなせな男どもの騒動も、これにて一件落着! ダジャレ落ちの名落語!!
【あらすじ】
財布を拾ってしまった佐官職人の金太郎。中に手紙と三両の大金が入っていました。
手紙の表には「たてだいく町・大工吉五郎どの」と書いてあります。
「届けてやらなきゃ始末に悪い」と金太郎、落とし主の家を訪ねます。
ところがどっこい、「財布と手紙は受け取るが、金はお前のもんだ!」と吉五郎、頑として受けとりません。
ついに二人は取っ組み合いの大げんか。
この職人たち、粋すぎてちょっと面倒です。
さてこの騒動、名奉行はどう解決させたのでしょう?
※本書は『おおおかさばき』(2007年・クレヨンハウス刊)を改題し、全場面加筆修正した新版です。
著者プロフィール
川端 誠 (カワバタ マコト) (作)
1952年、新潟県上越市生まれ。1982年デビュー作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。主な作品に『森の木』『ぴかぴかぶつん』「お化け」シリーズ(いずれもBL出版)、「果物」シリーズ(文化出版局)など。1994年に発表した「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でも大きな反響を呼び、「落語絵本」の草分けとして人気を博している。その他の落語絵本に『井戸の茶わん』(ロクリン社)、『てんしき』『ごんべえだぬき』(いずれもKADOKAWA)がある。また近著の創作絵本に『ピージョのごちそう祭り』(偕成社)がある。
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